問題7 次の文章を読んで、文章全体の趣旨を踏まえて、( 41 )から( 45 )の中に入る最もよいものを、1?2?3?4から一つ選びなさい。
41. 1)気にかかるだろうが        3)気にかかるといっても
2)気にかかるわけがないし      4)気にかかるかはともかく
42. 1)気が揉めるのである        3)気を揉むとか
2)気が揉めそうだから        4)気を揉むようなものだ
43. 1)朝だとはお思いのはずだ      3)朝だったとは思いも寄らなかった
2)朝だと思って頂きたい · ·   4)朝だったとお思いのようだ
44. 1)かえって             3)ただし
2)かえって·            4)すると
45. 1)いつがよかったのか        3)いつごろになろうか
2)どうにかできなかったのか     4)どうにかなろうか
問題8 次の(1)から(4)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1?2?3?4から一つ選びなさい。
(1) 現代、恋愛は、通常は部分でしか他者とかかわり合いをもたない個人にとって、例外的に全人格と全人格とのぶつかりあいを経験する、特別な関係なのであろうか。それとも、?全人格的?というのは幻想で、恋愛もまた互いに自己のある一面を見せあう、部分的関係の一例か。これはもちろん、そのどちらなのか、という問題ではなく、個々の恋愛はこの振幅のどこかにあるということになるだろう。だが、趨勢(注)としては後者の方へと振れてきているのではないだろうか。
(草柳千早「AERA MooK」 1999年7月10日号による)
(注)趨勢:傾向
46. 筆者は、現代の恋愛はどうなってきていると考えているか。
1)全人格でぶつかりあう関係が一般的になってきた。
2)全人格でぶつかりあう関係は現実には存在しなくなった。
3)自己の一部しか見せあわない関係は敬遠されてきている。
4)お互いに自己の一部しか見せあわないようになってきている。
(2) これから起こる社会の変化を読みとるのは難しい。しかし、その変化を見極めて将来に対する指針をもたなければ、激しく変化する社会のなかで自分を見失ってしまう。歴史学は、この時代の変化を長い時間のなかにおいて見据え、社会め進む方向を教えてくれる学問である。けっして、過ぎ去った過去を記憶したり、なぞったりする学問ではない。ゆるやかに流れる時代にあっても激動する時代にあっても、歴史学は私たちの行く(注1)手を照らす一条(注2)の光なのだと思う。
(高山博『歴史学 未来へのまなざし――中世シチリ?からグローバル?ヒストリーヘ』による)
(注1)行く手:行く先
(注2)一条:一筋
47. 歴史学について、筆者はどのように考えているか。
1)社会の流れを読みとり、将来のために記録しておくものである。
2)現代社会や人々の活動の変化を、過去の時代と比較するものである。
3)社会の変化を時間の流れのなかに位置づけて、進む道を示すものである。
4)社会の変化や流れを振り返り、これまでの出来事を検証するものである。
(3)
48. 才覚のある人について、この文章ではどのように述べられているか。 ·
1)優秀な能力を使って、社員を率いてゆく責任がある。 ·
2)人並み外れた能力をビジネスに活かすことが必要である。 ·
3)誰の助けを借りることもなく、企業を成功に導くことができる。 ·
4)他者の支えによって初めて能力をビジネスに活用することができる。
(4) 今の世には明るいものは余りに少なく、暗いものは余りに多く見えるが、両者は別個のばらばらではない。絶望と見える対象を嫌ったり恐れたりして目をつぶって、そこを去れば、もう希望とは決して会えない。絶望すべき対象にはしっかと(注1)絶望し、それを克服するために努力し続ければ、それが希望に転化(注2)してゆくのだ。そうだ、希望は絶望のど真ん中の、そのどん底に実在しているのだ。
(むのたけじ『希望は絶望のど真ん中に』による)
(注1)しっかと:しっかり
(注2)転化:変化
49. この文章で筆者が言いたいことは何か。
1)絶望を希望に変える方法を模索しなければならない。
2)絶望していては希望にたどり着くことはできない。
3)絶望に立ち向かってゆけばその先に希望がある。
4)絶望から目をそらすと希望が見えてくる。
問題9 次の(1)から(3)の文章を読んで、後の問いに対する答えとして最もよいものを、1?2?3?4から一つ選びなさい。
(1) よく知らない人についてどのようにして印象を受けるのであろうか。?ッシュの有名な実験を例にして紹介する。誰彼についての印象というものは、与えられる手がかり(情報)の順序によって影響されることを示している。たとえば、「知的な→勤勉な→衝動的な→批判力のある→頑固な→嫉妬深い」の順番である人物の特徴が伝えられると、多少の欠点はあるが、適応的で有能な人物という印象ができる。一方、これとは逆の順番「嫉妬深い→頑固な……→知的な」では、深刻な問題を抱えた人とみなされる。(中略)最初の手がかりが方向づけをし、後に与えられる手がかりはそれに結びつけて解釈されると考えられる。これを初頭効果という。初めに与えられる手がかりが否定的だと後の肯定的な手がかりも胡散臭くみなされてしまう。世に言われるように、「第一印象が肝心」なのである。 なお、①この効果はすべての人に見られるわけではなく、むしろ、後の手がかりによけい影響を受ける人もあることも指摘されている。あまり創造的でない人、認知の物差しが少ない(見方の次元が少ない)人の場合には、与えられた手がかりを順番に維持しがたく、初めに与えられた手がかりが後に与えられた手がかりによって上書きされてしまい、結果的に初めの手がかりによる印象は薄くなり、②後の手がかりによって印象がつくられやすい(新近効果)。相手が複雑さに強い人かどうかで、伝える情報の順序を操作することによって印象を変えることも可能である。
(海保博之編著『瞬間情報処理の心理学』による)
50. ①この効果とはどのようなことか。 ·
1)最初に与えられた情報が、その後の印象を方向づける。 ·
2)最初に与えられた情報で印象が決まり、変化しない。

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